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Channel: やまちゃんの天体写真
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M16 ナローバンド

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5月27日に撮ったものです。
赤道儀を移設したので楽に撮れるようになりました。
250mmF4ニュートン反射+TS2.5WynneコマコレクターでF3.8 STL-11000M
Baader SII=10分x6 Hα=10分sx10 OIII=10分x6
イメージ 1
今回は、どちらかというと緑を残した色調です。
 
今の赤道儀の位置だと赤緯-25度までなんとか写せそうなので、秋以降には
NGC253、NGC7293、NGC1300などを対象にしたいと思います。
透明度次第ですけれど。
 
 

M17 ナローバンド

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6月25日に梅雨の晴れ間があったので撮ったものです。
M16にくらべて、M17のSAO合成の作例はあまり見ないのはいまいち特徴のある画像にならないからでしょうね。
250mmF3.8 ニュートン   STL-11000M Baader SII、Ha、OIII フィルター
SII=10分x6、Ha=10分x10、OIII=10分x6
トリミングしています。
イメージ 1
この日は透明度はかなり悪かったのでナローバンドでなければ絵にならなかったと思います。
 
M8,M16、M17と撮ったのでとりあえず今年の南のナローバンド路線は店じまいです。
M20を撮りたかったのですが、青い部分が反射星雲なのでナローバンドでは写りません。
 

NGC6888

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三日月星雲と呼ばれている、白鳥座の星雲ですがHαとOIIIは特徴的に光っていますがSIIはうっすらって感じでしか写りませんでした。
OIIIのもやっとしたオブラートに包まれたHαのボツボツ感を出そうとしました。
難しいですね。 やっぱり3色欲しいように思います。
SAOもあとで試してみます。
317mmF5 ニュートン+MPCC mkⅢ  STL-6303E  Baader フィルター
Ha=10分x8 OIII=10分x8  Ha,OIII,OIII合成
イメージ 1
 
夜が短いので1夜1対象しか撮れません。おまけに気温が高くCCDも冷えない(-15度)。
お盆休みころになると明け方もかなり遅くなるのでしょう。
梅雨明けがいつになるのか気になります。スカッとした青空が待ち遠しいです。
 

網状星雲 SAO

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7月1日、久々に晴れたので、網状星雲 SAOで撮ってみました。
この星雲はSIIとHαが似たような模様でしか光っていないのでSIIの赤がなかなか出ません。
無理やりに出して、ついでにOIIIの青もカラフルに仕上げてみました。
250mmF3.8+STL11000M  Baader Filter
SII=10分x4 Ha=10分x8 OIII=10分x8
イメージ 1
実は、この夜は珍しく透明度も良く白鳥座付近の天の川もうっすらと見えていたような気がしました。
本来ならブロードバンドで撮りたかったのですが、準備不足でフィルター交換などの手間をかけられずついていたフィルターのセットでの撮影になりました。
STL用の8枚フィルターホイールはすでにディスコンで手に入りません。

NGC7479

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秋の星雲の始まりはNGC7331なんですが今年はNGC7479としました。
毎年のように撮ってはいるのですが生半可では済まないといったのが感想です。
今年はL画像を一晩、途中人工衛星が貫いたのを除いて22x10分
RGBは各10分x8でトータル460分かけました。
自宅の環境からではまあベストに近いとは思いますが、USAオヤジの画像と比べると子供って感じです。
シンチレーションが安定していれば時間さえかければまだまだ解像度を上げられるはずですが北陸の地ではこんなもんです。
317mm F5ニュートン+パラコアでF5.75 STL-6303E+アストロドンCRGBフィルター
L=10分x22 RGB=各10分x8
イメージ 1
 
調べたら1億500万光年の遠くにあるとか、よくぞ私のCCDにいらっしゃいませって感じですね。

星ナビ9月号に入選

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ペリカン星雲の中心部HHH555という部分を中心にアップしたのが星ナビ9月号にでかい画面で入選していました。
T-Fixさんの事前情報のおかげで落ち着いて、今さっき本屋で買ってきました。
OLG100さんのブログでHHH555というのだと教えてもらったので撮ったものです。
暗い光学系では時間を大量に必要として厳しかったのを、ニートイメージでノイズをごまかしたのがまあ良かったようです。
317mmF5ニュートン+MPCC STL-6303E SII=10分x6 Ha=10分x8 OIII=10分x6
イメージ 1
 
BaaderのナローバンドフィルターはOIIIはハローが出るので明るい星のまわりは青くなっています。これをうまく処理するのができません。
Astrodonなら出ないのかもしれませんが、予算的にはつらいのでこのまま当分がんばるつもりです。
 
 

IC1396 象の鼻

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8月になって台風やら秋雨前線でまったく晴れませんね。
この写真は7月29日に撮ったものです。
Hαではすごくよく写りますがSIIやOIIIではきびしいです。
そのためSAO合成したものの色調をうまく出すのはむずかしい。
いろいろ試行錯誤の結果出てきたのがこれです。この色が良いとか悪いとかはないのですが
もっと華やかに仕上げたかった。
もう一度やれといわれてもまた違う色調になりそうなのでもうこれでいいです。
 
250mmF4ニュートン+TSWynneコレターでF3.8 STL-11000M Baaderフィルター
SII=10分x8 Hα=10分x10 OⅢ=10分x8
イメージ 1
 

中秋の名月2014

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9月8日は旧暦で8月15日ということで中秋の名月でした。
月齢では満月は翌日の9日のスーパームーンがテレビなんかで言われたました。
 
それにつけても、今年は晴れませんね、
天文学者は太陽活動の低下により宇宙線が地球により多く降り注ぐようになって
雲が発生して雨や曇りになるとか主張しています。
気象学者はCO2による地球温暖化が原因だろうとかいってますが科学的な根拠は弱そう。
どっちにしても先行き明るさが見えないのですが、天体写真を撮るのを趣味としている者
にとっては暗いニュースです。
皮肉にも、9月8日は久しぶりに快晴でした。(晴れないよりはましか?)
冷却CCDで満月を撮ってみました。
KAF系のCCDですのでシャッタースピードが0.1秒以下にはならないので、
Hαフィルターで減光しての撮影です。
 
イメージ 1
 
来月の10月8日は皆既「月食ですね、(多分)
これはまじめに撮りたいと思います。   今から撮影の準備をしておくか?
 
今日はちょっといいことがあったので家庭内で祝杯あげて、ちょっと酔っぱらっています;。
 

NGC253

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9月20日(土)の夜はこの秋の新月期としては久しぶりの晴れでした。
今年から庭の望遠鏡を南天が開けた場所に移設したので、多分10年ぶりとかでこのNGC253を撮ることができました。
南天のアンドロメダ銀河と言われるだけあって大きな銀河で、模様もはっきりしていい感じです。
赤緯-25度位なので正中前後4時間位しかまともな高度になりません。
市街地からの撮影ですのでフラットが合いません。
バックのムラはごまかしてしまったので銀河周辺部の写りはいまいちかもしれません。
GSO RC300 F8+reducer 300mm F6 STL-6303E
L=10分x15 RG=6分x4 B=7分x5
イメージ 1
 
久しぶりにカサイのレデューサーを使ってみました。
F8→F6にするものですがもうひとつの主鏡筒317mmF5ニュートンと焦点距離がかぶるので出番がなくどんなものだったか忘れていました。
結果は、星像は良いのですが周辺減光が大きく周辺は急激に光量が落ちます。
全体にゴーストのようなバックグラウンドのムラが出ています。
暗い空で使えば使えると感じますが、光害地では難しさもあります。(画像処理が上手な人にはたいした問題ではないかもしれません)
 

皆既月食

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北陸は一時雲もあったのですが、皆既直前から晴れて、幸いにも撮影できました。
UPしたのは食最大の19:54のものです。
緑の○で囲んだのが天王星だと思います。
ε-160 Canon 6D 露出0.4秒 ISO1600
イメージ 1
デジカメを望遠鏡につけて天体を撮るのはほとんどなく、おまけに室内からリモート撮影でいたのですがなんとか撮れて一安心。
皆既月食中の月の色が赤かったり、さほどでないこともあったり、話題になるのですが、今回はそれほど赤くないと感じました。いかがでしょうか?
 

M33とNGC488

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ここのところモチベーション低下でブログの更新も1ヶ月サボっていました。
気候もいい時期で昼間の野外でのお遊びが過ぎたのが理由です。
とは言っても庭撮り撮影はつづけていましたのですが、画像処理せずに溜まっています。
処理したいと思わせるほどの結果が期待できないのですが、ぼちぼち処理してアップしていきたいと思います。
昨日、本屋に行って入選したことがわかりました。
星ナビはM33で、天ガはNGC488でたまたまにもダブル入選です。
 
イメージ 1
M33はもっと露光時間を増やして滑らかにしたかったのですが、チャンスがありませんでした。
 
イメージ 2
NGC488は密に巻いた渦巻きが特徴的な銀河ですがマイナーなのでこれで入選できたのは素直にうれしいです。
天文ガイドはありがたいことに、こんなマイナーなものも拾ってくれるようです。
 
 

250mmF3.8ニュートン+ε160を同架しました。

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250mmF3.8ニュートン鏡筒とε-160をJP赤道儀に同架してみました。
250mmF3.8の方が14.5kg、ε-160が7kg、鏡筒バンドと結合用のアルミ板合計で10kg
トータル31.5kgでSTLカメラを2つつけるとさらに2.5kgふえて34kgとなりました。
ウエイトは6.5kgx3+5kgx2で29.5kgでバランスは取れています。
このウエイトはGS-RC300でもおなじだけ使っていたのでまあ良いんじゃないかと思っています。
天気が当分悪そうで2つの鏡筒の向きとか確認していません。
焦点距離の違う鏡筒を同時に2台のカメラで使うことがありえるかは不明です。
250mmでL画像、ε-160でRGBなら良しでしょう。
2台のカメラをPC1台では制御できなさそうなので、別にカメラの電源やUSBの線をつないでもう1台PCを準備するつもりです。
 
イメージ 1
 

京都へ紅葉を見に行ってきました。

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平日だったので少しはすているかと思っていたのですが、すごく混雑していました。
今年は中国語が飛び交っていてまるで中国の観光地かと思うほどです。
写真は、東福寺です。京都駅から近いので人ごみは大変。
イメージ 1
 
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その後歩いて伏見稲荷神社も上まで登ってきました。
こっちは紅葉は少ないのですが、欧米やイスラム系と思われる外国人が多かったです。
イメージ 2
 
さらに時間があったので宇治の近くの黄檗まで行って万福寺にお参りしてきました。
韋駄天の像を紹介します。
イメージ 3
さすがにここまで来ると外国人には会いません。
日本人の団体ツアー客が約20人ほどいました。
 
京都は近いのでまた来年も行きたいと思います。

秋の小銀河 NGC772 M77 NGC1055

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秋の銀河は遠くにあって見かけが小さいのが多いので難しい対象です。
まずはおひつじ座のNGC772。銀河系の2倍ほどの大きい銀河だそうですが1.3億光年と遠くにあるので見かけの大きさは長径で7.2’です。
10月の終わり頃に撮ったのですが処理するのを忘れていました。
とっている時にイマイチだと思ったからでしょうね。
317mmニュートン+パラコアでF5.75  ST-L6303E アストロドンフィルター
L=10分x15 RG=6分x8 B=8分x8
イメージ 1
 
 
つづいてM77とNGC1055。
くじら座にあり、お互いに近いのでまとめて撮ってみました。
317mmニュートン+パラコアでF5.75  ST-L6303E アストロドンフィルター
L=10分x15 RG=6分x8 B=8分x8
イメージ 2
焦点距離が長すぎて構図的にはイマイチです。
今度撮るときはもう少し焦点距離の短い光学系で撮ろうと思います。
M77は4700万光年、NGC1055は5200万光年ですのでNGC772よりはだいぶ近いのですがその割に見かけは同じような大きさです。
極端に違う銀河を同一画面に入れての画像処理は難しい。
ただでさえ難しいM77の処理に加えてNGC1055もそれなりに見せるのはきびしい。
別々に処理してあとで繋げるのもありでしょうか?
 
12月にはいって秋の銀河もおしまい、次からは冬の星雲ですが、晴れないですORZ.

フラット補正の考察(フラット画像のカブリ)

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CCD撮影での難問はフラット補正が完璧にはなかなか決まらないことにあります。
 
主な原因としてはL画像、フラット画像ともにバイアスをきっちり引いておくことを怠ってること。
理由はバイアスってのはCCDの回路が基本的に、例えば2000カウントとかを乗っけているので、L画像だけダークを引くことでバイアスも一緒に引かれるのに対しフラットはダークが一見不要に見えるため何も引かないため2000カウンドだけかさ上げされていることです。
 
フラット補正はL画像/フラット画像なので2000カウント分が影響してうまくフラット補正ができないことになります。
対策としてはフラットのダークの代わりにバイアスで代替させればとりあえず問題ないでしょう。
 
本題ですが、その他にフラット画像自体に撮影時に傾斜カブリ成分がのっかている場合です。
西の空と東の空で明るさが違うのでに薄明時天頂を向けても前後左右均等なフラットはまず撮れないことが多いです。
結果としてどうなるかシミュレーションしてみました。
イメージ 1
 
上の図はL画像とフラット画像(以下F画像)を表しています。F画像は少しリニアな傾斜をもったカブリがあります。
このままフラット補正をすると下側の図のようになります。
全体として傾いているのはOKなのですが直線的になっていません。
そのままこれをカブリ処理をすると左側端は暗く右側端は明るいことになり簡単には済まなくなります。
ステライメージ7になってフラット補正時、中央部と4隅を一致させる機能が追加されました。
おかげで随分楽になりましたがフラット画像のカブリ(傾斜)に対しては試行錯誤でフラットのカブリ補正してからフラット補正処理に入ることが必要になることが大抵の場合あります。
フラットをELパネルなど均一な光源で撮るのがいいのですが必ずしもそうはいかないことが多いです。
L像の4隅とF画像の4隅の比率が全部ほぼ同じになるようにF画像をカブリ補正してからフラット補正しないといけないようです。
 
 
 

2014年を振り返って

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今朝積雪10cmを記録しました。
今年はもう撮影の機会はないかもしれません。
恒例の2014年の総括として天文雑誌への応募状況と結果をまとめてみました。
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2誌12ヶ月全部に応募作品を送ることができました。これは今までなかった快挙と自画自賛。
暖冬で冬場でも撮影機会があったのが幸いでした。
その中で採用されたのは9作品とこれも過去最高でした。「数撃てば当たる」ってのはよく言ったものです。
 
内容ですが、去年SAO合成で稼がせていただいたのは早くもメッキがはげて、たったの2作品だけが採用されました。もの珍しさだけでは採用されないと痛感。
残りの7作品は全て銀河となりました。個人的にはこれが本来の姿だと納得。
今年のテーマとしてメジャーな銀河で入選することを目指していました。
結果は、M51,NGC4725、M63、M33、M100が入選、落選はNGC891、NGC2403、M81、M82。   5勝4敗でしたね。 まあよくやった方でしょう。
 
来年は今年採用されなかったメジャーな銀河でさらに精進することですかね。
SAOはまだまだ応募すると思いますがなんか焦点を絞って行かないと厳しいかもしれません。
utoさんを見習って、マイナーな銀河ももう少し発掘してお見せできれば嬉しいと思います。
 
天文ガイドが3回しか採用されなかったのが残念です。
それでも、マイナーな銀河が認めてくれる可能性が高いように感じます。
メジャーな銀河は星ナビでしょうか?、SAOナローバンドも星ナビのほうが今のところ理解してもらえそう。
最後に、星ナビ1月号のとじ込み2015年カレンダーにひまわり星雲M63が採用されたのが
良かった。
カレンダー6作品のなかで銀河はこのM63だけだった。M31などの超メジャーでなくM63が選ばれたのは個人的にはうれしいです。
1月号雑誌とカレンダー3冊送ってくれました。
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M78

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11月20日、京都で紅葉を見て帰宅したら、久し振りに晴れていたので若干疲れていたのですが
M78だけに絞って機材をセットしてすぐ寝ました。
朝起きたら、撮影中はほぼ晴れていたようでした。
公害地でもあり長焦点なので平凡に処理してもインパクトがないので、星雲のうねうねをすこしだけ強調してみました。
 
317mm F5 ニュートン+パラコアで F5.75  STL-6303E アストロドンフィルター
L=10分x17 R=6分x6 G=6分x6 B=8分x8
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クローズアップ写真では写りはいい対象ですね。
色合いなどは難しい。散光星雲は私にとっては苦手です。どうなればいいのか本人が分かっていないのが最大の理由です。
 

ε-160 スケアリング

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以前からスケアリング不良と思われる星像が画面の場所で色々変わっていることから
天気の悪い今のうちに基本からチェックして対策することにしました。
まずは接眼体の補正レンズを取り付ける面の直角度です。
タカハシの接眼体はカメラ回転装置が内蔵されているのですがこの回転軸と補正レンズ取り付け面の直角が出ていません。
測ってみましたら0.04mm Tirの振れがありました。
ヤスリとペーパー、油砥石などを使ってシコシコと修正しては測定を繰り返しなんとか0.01mm以下にしました。
つづいて光軸あわせの時に使うM60延長スリーブと2インチアダプターも合わせて0.01mm以下の振れに収めました。
 
イメージ 1
この鏡筒も1990年製でもう24年も経っているのですね。
接眼部の塗装が剥げているところがあります。
 
カメラ回転角度を示す目盛とか主鏡の光軸方向を示すマークを表示しています。
主鏡はまだピカピカです。斜鏡は元々の63mmでは周辺減光がひどいので80mmにアップしています。
古い機材ですがこの鏡筒では未だに雑誌に入選したことがありません。
機材が悪いのではなく私の使い方がダメなのです。来年はなんとかさせてやりたいと思います。
EOS6D+彗星では最適と思います。
 
今度晴れたら(いつになるやらですが)カメラを回転させて撮影して確認したい。
 

明けましておめでとうございます

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2015年となりました。
30年前の映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」で未来に行ったのが今年になるわけです。
映画では近未来として素晴らしく科学が進んだ世界を描いていますが、現実は30年前と対して変わっていないです。
1969年に人類が月まで行ったのですが、その後は月さえも相変わらず遠い存在です。
地球温暖化とか言われていますが、我が住み家の北陸ではここのところ暖かくはないです。
北海道や東北は大雪で大変!
去年の12月は1夜だけ晴れました。 12月27日でした。
昼間から準備して2台のニワトリ体制で臨みます。
結果は、317mmF5ニュートンはIC410、コーン星雲、250cm」F3.8ニュートンはM42だけに終わりました。どちらもナローバンドです。
ひどく寒かったので次の対象に移動させる気力がなくなりました。
M42を派手目に処理してみました。
250mmF3.8ニュートン+STL11KM Baaderフィルター
SII、Hα、OIII 各3分x16
イメージ 1
こんな処理もM42の構造を目で見るという意味でいいのではないかと勝手な主張です。
オリオンの大星雲だけあって明るい部分はすごく明るく、周辺部はムラムラと複雑です。
私の画像処理の下手さがバレますが今後精進していかないといけないと自覚させる画像です。
 
 
 

Lovejoy彗星

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ずいぶん明るくなってきているようでしたが、なにせ北陸では晴れないので撮影チャンスがありませんでした。
1月13日の夜はAtsroGPVでも1週間ほど前から晴れそうな気配でしたが、実際に晴れたのは20時過ぎてからでした。結果としてその後朝まで晴れたようでおかげさまで初撮りができました。
彗星の方はε-160にCanon 6Dという組み合わせ。
例によって室内からのリモート撮影でしたが、EOS Utilityの使い方がよく分からずもたついてしまいました。
個人的な話ですが冷却CCDから始めた天体撮影なので普通のカメラは勝手が違います。
記念に1枚アップしておきます。
イメージ 1
同架の250mmF3.8ニュートン+STL11KMで核を追尾です。
 30秒x21枚合成。
 
ついでに30秒1枚もUPします。こっちのほうが素直かも?
イメージ 2
その後250mmF3.8ニュートン+STL11KMでのバラ星雲(ナローバンド)を撮影した。
2時過ぎになってナローバンドで撮るものがなくなったので、バイアスとダークを朝まで撮ることにして就寝。
朝起きたら望遠鏡が真っ白に霜まみれでした。
 
250mmF3.8ニュートンとε-160の同架はしばらくおやすみにして春の銀河狙いの300mmRC
に乗せ変える予定です。
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