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Channel: やまちゃんの天体写真
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網状星雲

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7月10日に久しぶりに晴れたので撮影。
思えば5月26日以来なので1ヶ月半ぶり。
ところが残念なことにCCDのウインドウガラスの外側で結露でした。
実は最初の30分ころはまだ結露してなかったのでそのまま一晩放置して朝見たらひどい状態でした。
イメージ 1
こんな感じでガラスが結露してリング状のぼやけが出ています。
TS-2.5”Wynneコレクターは60mmほどバックフォーカスがありますので補正レンズとCCDカメラのあいだの空間が大きいのでCCDカメラ内を乾燥BOXで保存していてもそのうち全体として
湿度が高くなるのでしょうね。
この光学系では今まで結露したことが無かったので油断していました。
翌日、補正レンズとCCDカメラの間に乾燥空気を注入できるように3mmの穴を2箇所あけて
エアーブロー用のスプレー缶で乾燥気体を注入し、ふたはビニールテープ。

翌日の11日にリベンジ。途中で雲が通過したり、透明度の悪化など前日より条件が悪くなったのは残念でしたが自業自得なので誰に文句はいえません。

250mm F4.0ニュートン+TS-WynneコレクターでF3.8  STL-11000M+Baaderフィルター
SII=10分x6 Hα=10分x10 OIII=10分x6
イメージ 2
網状星雲は普通にRGBでもきれいに写るのですが、あえてSIIとHαを分離すると(RGBだとどちらも赤なので)より星雲の描写が鮮やかになるのではないかと思いました。


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