ステライメージ7の中央値コンポジットが変です
天気も良くないし、1/13に撮ったM82を処理するために一晩ダーク画像を10分x40枚撮りました。ダーク画像の処理ですが、STL-6303Eに採用しているKAF-6303Eはコズミックノイズが多いのでそのまま加算平均はまずい。そのため何枚かの組にして中央値処理をしてから加算平均することにしています。今日5枚の中央値処理をして16ビット整数で保存しようとすると16ビットをオーバーしているとステライメー...
View Articleバラ星雲(SAO)
1月13日、ラブジョイ彗星を撮った後まだ晴れていたのでナローバンドでばら星雲を撮りました。250mmF3.8ニュートン STL-11000Mバーダー フィルター SII=10分X4 Hα=10分x6...
View Article晴れません。 機材の準備です。
この冬は積雪は少ないのですが、晴れません。3月号の天文雑誌では久し振りに採用されたので気分は最高です。天文ガイドでNGC772、星ナビでM78が採用されました。ストックも使い果たして、そろそろ晴れてくれないと応募もできない状況です。STL-11000MにCANONのレンズをつけてLRGBにて星景写真なんか楽しみたい。ということで実際にSTLに写真レンズをつけてみました。...
View Articleにくまるさんが木星の光条攻撃でやられました。
NGC2903は1月22日に撮ったのでしたが、L画像を撮り増ししたいと思っていたところ2月15日にひさびさ に晴れたので撮影したのですが、右下にひどい光条が出て使い物になりません。どうやら近くに有る木星が悪さをしているようなです。20度ほど別の方向を向けたところ光条は完全に消えます。機材はGSO...
View Article北陸カニCAN2015
恒例のカニを食べて飲むという北陸の有志8名が今年は片山津温泉ながやまで開催でした。写真は飲んで食べて満足状態の記念撮影。メンバーはほぼ去年と同じです。マツ親分、2代目会長、テレビカメラマンのK堂さん、柳田「満点星」のつっちーさん(満点星天文台長)、高校野球の監督さんなどいろんな職種ですが酒と星が好きな人々の集まりです。いつの日か冷却CCDを持ち込んで石川県最大の60cmカセグレンで撮らせてもらう口約...
View ArticleNGC2903
春になって一番に撮りたくなるのがこのNGC2903(通称?肉丸さん)です。これだけ大きくて明るいのにM天体でないのが不思議です。ことしは仕上げを少し派手にして天ガに応募してみます。RGBがトータルで2時間42分、L画像が3時間ですがこのていどのRGB VS Lの比率が良さそうな感じです。GSRC12C 自作フラットナー 304mmF8 STL-6303E Baader CRGBフィルター...
View ArticleNGC2903画像処理続き
画像処理の続きです。 LRGBが」そろったのでまずはL画像の処理から始めます。 SI7でレベル調整、デジタル現像、軽くマルチバンドシャープ処理をして一旦保存。RGB画像はまずRGB合成をして、レベル調整、デジタル現像です。 この時デジタル現像の色彩強調マスクはsssかgggで試してみます。あまり色がどぎついと感じたら rgbでもいいでしょう。あとで色彩は強調することにします。...
View Articleコーン星雲で星ナビ入選できました
星ナビ4月号に採用いただいたコーン星雲のSAO写真です。317mm F5 ニュートン+パラコアでF5.75 STL-6303E+バーダー製フィルターSII=10分x5 Hα=10分x9 OIII=10分x5SAOでの工夫はぴんたんさんも書かれていますがカラーシフトでHαをオレンジにシフトすることです。Bob...
View ArticleM101
3月2日の夜、晴れましたが月齢11と月が大きく、と言って今はナローバンドで撮る対象もないので月が西に傾く0時ごろまで待って回転花火銀河M101を撮り始めました。思いのほか気流が安定していたので思い切ってL画像だけの撮影としました。GSO GSRC12C+自作フラットナー F8 STL-6303E バーダー...
View ArticleNGC4631(クジラ銀河)
3月17日、今日も晴れたので2台体制で撮影。NGC4631は若くて明るい(青い)恒星が多いので過去に超新星が何度も発見されている活発な銀河です。この対象は7-8年ぶり、久しぶりの撮影です。GSO GSRC12C 304mmF8.0+自作フラットナー STL-6303E バーダー製フィルターL=10分x19 RGB=各10分x6...
View ArticleM91
今まで一度も撮ったことのないM天体でかつ棒渦巻き銀河M91を撮ってしまいました。こんな難しい、いまいち面白くない銀河なのはうすうすは分かっていたのですがAdamBlockさんのサイトでなんかいけそうと思ったのが間違いでした。やはり50cm口径でアリゾナ砂漠あたりでないと見栄えはしません。317mmF5ニュートン+パラコア でF5.75 STL-6303E+アストロドンフィルターL=10分x19...
View ArticleM51
3月21日と3月22日はまずまず晴れてくれました。春霞のなかでした。気流はよく安定していたので、メジャーな対象をじっくり撮影することにしてM51を2日かけての撮影です。GSRC12C 304mmF8+自作フラットナー STL-6303E バーダーフィルターL=10分x18 RGB=10分x10...
View ArticleNGC5907
4月の後半になって晴れる夜も増えてきましたが、透明度の悪さはどうにもならない状況です。2夜かけて500分露光でのNGC5907です。どうやら大陸からのPM2.5とやらが黄色いフィルターみたいに作用していていくら露光してもB画像はノイズだらけです。RC 300mm F8 STL-6303EL=10分x26 R=10分x6 G=10分x6 B=10分x12 TOTAL...
View Article干潟星雲と猫の手星雲
5月は天気は良かったのですが、気分もいまいちでバリバリ撮影とはいきませんでした。それでも何とか撮影できたのがいくつかありましたのでUPしていきます。干潟星雲M8とその東につながっている猫の手の形をした星雲です。例によって自宅からではナローバンドとなります。今年はずっとPM2.5に攻撃されているので普通にブロードバンドでは絵になりません。本当は立て位置でM20とのコンビにしたいのですがM20は青い部分...
View ArticleSh2-101(チューリップ星雲)
6月になって梅雨空が多くいまだ撮影の機会はありません。このまま7月に梅雨明けまでダメかも知れません。5月に撮ったものをぼちぼち画像処理しています。これはSh2-101ではくちょう座にあるこじんまりとした星雲です。チューリップの花のかたちから名前がついています。317mm F5ニュートン+パラコアでF5.75 STL-6303E BaaderナローバンドフィルターSII=10分x8 Hα=10分x9...
View ArticleM16 ハッブルのまね
天気も悪く、体調もいまいちなのでブログの更新もサボっています。今日は快晴で1ヶ月ぶりに撮影できそうなのと体調もちょっと落ち着いてきたので5月に撮影したM16をUPします。ハッブル宇宙望遠鏡でのM16の中心部の描写は初めて見たときは衝撃でした。自宅から30cmで撮ってみた。ナローバンドのためAO-8の応答周期が長くなってしまうのと南に低いので気流が安定しないので解像度が上がりません。何とかそれらしく画...
View Article網状星雲
7月10日に久しぶりに晴れたので撮影。思えば5月26日以来なので1ヶ月半ぶり。ところが残念なことにCCDのウインドウガラスの外側で結露でした。実は最初の30分ころはまだ結露してなかったのでそのまま一晩放置して朝見たらひどい状態でした。こんな感じでガラスが結露してリング状のぼやけが出ています。TS-2.5”Wynneコレクターは60mmほどバックフォーカスがありますので補正レンズとCCDカメラのあいだ...
View Article梅雨明け
北陸地方も7月21日に梅雨明け宣言が出ました。6月19日の梅雨入り以来ほぼ1ヶ月でした。北陸では今年の梅雨は短く、少雨でしたが全国的には台風も発生数が多く普段の年より雨が多いところがありました。昨夜は珍しいほどの透明度の良い晴れ夜で、数年ぶりに自宅から天の川もはっきり見えました。200mほど歩いて街灯の少ない南の開けたところまで行くと、さそり座からいて座が全部くっきり見えて地平に近いところまでよく晴...
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